
参加デザイナーのみなさんから、
ぞくぞくとTシャツのPR素材が
事務局宛に届いておりますが、
本日は、ご自身をモデルとして
着用写真を送ってくれたおふたりを
ご紹介いたしましょう。
まずは、「Blue baby」を着た
ドイツのハーマンズトラさん。

情熱的な自分を演出したいときは、こんな感じ!

スタイリッシュに着こなしたいなら、こんなポーズで!
‥‥と、ハーマンズトラさんが
コメントしているわけではないのですが、
しかし、バッチリ決まってますねぇ!!
さすが、今回の参加選手のなかで
唯一のファッションデザイナーだけあって、
着用イメージの写真も完璧なモデルっぷりです!
一枚で着ても十分にインパクトのある
Tシャツだということが、
写真を見ると、あらためてわかりますね。
そういえば、このまえ
祖父江慎さんにお会いしたときも、
ハーマンズトラさんのTシャツのことを
いいなぁ、これ! と言っていましたよ。
ハーマンズトラさん、
かっこいい写真を、ありがとうございましたー!
2006/6/27 火曜日

さてさて、続きましては、
韓国のミミ・ソンさん。
すっごくかわいらしい写真を、
届けてくださいましたよ。
それが、こちらです。


Tシャツが届いたので、
スタジオのガーデンで写真を撮ってみました。
ここのお庭で、
いつもティータイムを楽しんでいるんですよ。
これを着ることができて、すっごくうれしい!
<ミミさん>
ハーマンズトラさんとはまたちがった
ふんわりとした雰囲気の写真が、
Tシャツのデザインにぴったりマッチ!
背中に入っている小ぶりなデザインも、
着てみると、けっこう存在感あるんだなぁ。
ミミ・ソンさん、
かわいらしい写真を、ありがとうございましたー!
2006/6/27 火曜日

胸のピクセルを黒いペンでぬれば
好きなデザインに変えることができる、
という「The Configurable T-shirt」を
作ってくれたウスマン・ハックさんが、
糸井事務所に遊びにきてくれました!
さっそく、お話をお伺いしましょう!

── |
ウスマンさん、はじめまして! |
ウスマン |
こんにちは!
ウスマンです、よろしく! |
── |
今回は、T-1ワールドカップに
参加して頂いて、ありがとうございます! |
ウスマン |
こちらこそ、呼びかけてくれてありがとう。
いままで、Tシャツをデザインするなんて
思ってもみなかったことなので、
ちょっと、やってみたいと思ったんだ。 |
── |
ウスマンさんは、主に
建築の分野で活躍されてますものね。
今回エントリーしている
Tシャツをごらんになって、いかがですか? |
ウスマン |
うーん、個人的には
トムさんのTシャツがいちばん好きだね。
彼、また優勝するんじゃないかなぁ。
こっちの「Fighting Club」も、
チャンピオン候補のひとつだと思うよ。
映画の『少林サッカー』みたいだよね!
ナンドさんのTシャツも、気になるけど‥‥。 |
── |
ほーう、そうですか!
ご自身の作ったTシャツとは
全然違う感じのデザインですけど‥‥。 |
ウスマン |
だから、好きなのかもしれないね。
僕はもともと「デザイナー」ではないので、
こういう「デザインらしい」Tシャツに、
ひかれるんだよね。 |
── |
「The Configurable T-shirt」って、
どこからアイディアの着想を得たんですか? |
ウスマン |
いままで建築の世界では、
建築家が内装を含めた「建物」をつくり、
そのなかに住む人がはいる、
というのが一般的な考えかただったけれど、
僕はその考えを
ひっくり返したいと思っているんだ。
建築家として、
ある程度のワクはつくるんだけれども、
住む人自身が
その空間を自由にデザインできるような、ね。
だから、このTシャツも、
そんな僕の考えかたに沿ったもの。
着る人によって、ぜんぜん違ってていいんだよ。 |
── |
なるほどー!
その「ワク」を、2枚の翼のように
デザインされたのは、なぜなんですか? |
ウスマン |
これは、壁にグラフィティアートを
描いてもらうようなイメージだね。
やりかた次第で、
立体的にも平面的にも、
デザインを見せることができると思うよ。 |

── |
好きなように塗りつぶす、という
このTシャツのコンセプトを
サイト上で試せるウェブギャラリーも
用意してくれていますよね! |
ウスマン |
うん。
この4日間で250人くらいの人が、
そのギャラリーで、デザインしてくれているんだ。 |
── |
へぇ、すごい! |
ウスマン |
すごくきれいな模様を描く人もいれば
政治的なメッセージを書く人もいて‥‥。
いろんな人が、いろんなデザインを残していくから
眺めていてほんとうに楽しいよ。
誰かが残したデザインの上に、
ほかの誰かが
別のデザインを描き加えることもできるしね。 |
── |
ひとつのデザインが、
どんどん更新されていくわけですね! |
ウスマン |
そうそう。
左側の壁に国の名前を書いて
右側の壁に国旗をデザインすれば‥‥。 |
── |
なるほど!
今回のT-1のテーマである
「あなたの国のTシャツ」も、
できてしまうというわけですか! |
ウスマン |
実際、左側に「JPN」という文字と
ボールを蹴っている人物のシルエットを描き、
右側の壁をゴールに見立てて、
ボールがゴールネットに突き刺さったら
日の丸になる、という
デザインをしてくれた人もいたよ。 |
── |
それは、すごいアイディア!
そういえば、ウスマンさんからも
お写真を送ってもらっていますね。 |
ウスマン |
ああ、あれはね‥‥ |

ウスマン |
いちばん左の、
ドットをランダムに塗りつぶしたのが、
僕のデザイン。
真ん中のTシャツをデザインしたのが、
僕の奥さん。
OPEN BUBBLEっていうのは、
僕の次のプロジェクトの名前だね。
いちばん右は、
自動車のデザイナーをやっている
奥さんの兄弟が、デザインしたものなんだ。
ちなみにいま、
母が4枚目を製作中だから
完成したら、また送るよ! |
── |
それは、楽しみ!
今日は、ありがとうございました! |
ウスマン |
いや、こちらこそ。
どうもありがとう! |

最後に、これはおみやげだよ、と
紅茶の詰め合わせをくださいました。
ウスマンさん、おいしくいただきました。
ありがとうございましたー!

ぜひみなさんも、
ウスマンさんのウェブギャラリーで
「The Configurable T-shirt」のデザインに
チャレンジしてみてくださいね!
2006/6/23 金曜日
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