自分モデル対決! ミミ・ソンさん編
動画対決! 続いては韓国のミミ・ソンさん。

1971年、韓国ソウル生まれ。
2001年、創作的なニューメディアグループ、ATOMインタラクティブを他2人のパートナーと設立。サムソン、韓国テレコムやSKなどのインタラクティブストーリーテリングデザイン 、GUIなどを手がける。現在もカイウォン大学で、インタラクティブモーショングラフィックを教えている。デザイナーとしてクライアントと仕事をしていますが、 展覧会をはじめとした活動場所があると、クリエイターやアーティストとしても情熱をかけて制作に取り組んでいる。 5月にスペインで「ing Project-mobile art」という展覧会を行う予定。
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あなたの名前
ミミ・ソン

あなたは、今回、どの国の代表として参加しましたか?
その国名を記してください。
(基本的にはあなたのパスポートを発行している国、
国籍が複雑な場合は、あなたが勝ったときに喜んでくれそうな国名を、どうぞ)

韓国です。

このデザインが、どんな発想で生まれたかを教えてください。
(「いつ」「どこで」「どんな風に」‥‥どんなことでも)
「マウム」とは、韓国語で「心」という意味です。
私は「マウム」という韓国語文字を、花の咲いているイメージとして捉えました。
プロジェクトのために何かアイディアが必要なときは、日記とメモを読み直しています。
そうすると、以前日記帳に描いたちょっとした落書きなどが目に留まったりもします。

「咲いている心」

どうしてこの言葉を書いたのかは思い出せないのですが、
視覚的にその表現を記しておきたかったのは確かです。
それにしても、私はこのとき、何を感じていたのかしら?
悲しかったのか‥‥それとも嬉しかったのか?
私の心が、誰かに対して花を開いていたのか、それともその誰かさんの心が
私に対して花を開いていたのか?

自分の中の忘れていた考えを想像してそれを表現することは、
私にとって、とても関心のあることなのです。

あなたのデザインしたTシャツには、どんな場所・状況が似合うと思いますか?
(具体的な地名や街の名前、通り、広場、お店などがある場合は、ぜひ、それもあわせて教えてください)
ずばり、どこでも、だれでも、なんでも、私のTシャツのデザインに似合うと思っています。
日常にあるどんな状況にも、私のTシャツはぴったりくるの!

できあがったTシャツのデザインは、最初にイメージしていたものと同じですか、
それとも完成までに変化してきましたか?
できあがりまでのプロセスを、お聞かせください。
特にプロセスがどうこうということではなく、私はただ、「咲いている心」のことを
どんな風に表現するのか、そればかりを考えていました。
その結果、咲いている花、それを「マウム」と表現することにしました。

今回のTシャツをデザインすることは、これまでの仕事(や活動)と比べて、
なにか違うところがありましたか?
最終的にできあがったものの送り出しかたは違うけれども、
プロセスはいつもと同じだと思います。
ふだんはクライアントのためにデザインをしているのですが、
そのときはいつも「コミュニケーション」そのものが、
私のデザインの中でなにより大切なものなのだ、と考えています。
私のTシャツを通して、多くの人びととコミュニケーションを取ってみたかったのです。

あなたのデザインしたTシャツに名前をつけてください。
(名前はそのまま作品名になります。)
「マウム」

あなたのデザインしたTシャツに興味をもって、
このページを見ているみなさんにメッセージをお願いします。
ちいさくても、たしかなしあわせを。

好きな食べものを教えてください。
キムチ鍋。

これから旅行したい国があったら、教えてください。
トルコ。

いま、一番、欲しいモノを教えてください。
まず、たくさんの人に私のTシャツを来て欲しいです。(笑)
あとは、自分だけにこっそり一年間の時間を貰いたい。

あなたの最近の(またはこれからの)活動やお仕事について
このページを見ているかたにお知らせしたいことがありましたらPRをどうぞ。
今展示会の為にスペインにいます。
私のデザインスタジオ、ATOMインタラクティブは
バルセロナで「〜ing・Project」を催しています。
「〜ing ・Project」はモバイルアートの展示会で、
2005年ソウルで開催されたこの展示会を、今後は、札幌・東京でも行う予定です。