
みなさん。こんにちは!
第2回T-1ワールドカップも
そろそろ折り返し地点が、見えてきました。
いま、後半戦にむけ、
ますます楽しい企画を練っていますから、
今後も、このページをお見逃しなく!

さてさて、さっそく参りましょう。
本日の最新メニューは、こちらの2本です。
・ウスマンさんが、遊びにきてくれました!
・タイポグラフィーに挑戦してみよう!
今日は、ウスマン・ハックさん、
オーデット・エーザさんの特集なのですが、
どちらのデザイナーさんも、
みなさんのパソコンからトライできる、
たのしいデザインのあそびを
用意してくれていますよ。
ぜひぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

なお、こちらでも特集していますが
みなさんからの「デザイン観」も、
ひきつづき、大募集しています。
・ 買いたい、またはすでに買ったTシャツの名前
・ チャンピオンになると思うTシャツの名前
を、できればそれぞれ理由をそえて、
以下のアドレスまで、どしどしお送りください。
mail@t-1.cc
近日中に、あらためて
みなさんの「デザイン観」メールを
まとめてご紹介するつもりです。
たくさんのメールを、お待ちしております!

また、各地でぞくぞく開館中の
T-1ミュージアムですが、
さらに以下の5カ所で展示スタート!
詳しくは、こちらのページで。
イギリス エジンバラ
ポッターさん宅(個人参加)
神奈川県 鎌倉市
和温waonスタジオ
京都府 京都市
ちりめん山椒庵
京都府 京都市
フレームショップ巧
大阪府 大阪市
Flou Gallery

それではみなさん
本日もT-1ワールドカップを
存分にお楽しみください!
2006/6/23 金曜日

胸のピクセルを黒いペンでぬれば
好きなデザインに変えることができる、
という「The Configurable T-shirt」を
作ってくれたウスマン・ハックさんが、
糸井事務所に遊びにきてくれました!
さっそく、お話をお伺いしましょう!

── |
ウスマンさん、はじめまして! |
ウスマン |
こんにちは!
ウスマンです、よろしく! |
── |
今回は、T-1ワールドカップに
参加して頂いて、ありがとうございます! |
ウスマン |
こちらこそ、呼びかけてくれてありがとう。
いままで、Tシャツをデザインするなんて
思ってもみなかったことなので、
ちょっと、やってみたいと思ったんだ。 |
── |
ウスマンさんは、主に
建築の分野で活躍されてますものね。
今回エントリーしている
Tシャツをごらんになって、いかがですか? |
ウスマン |
うーん、個人的には
トムさんのTシャツがいちばん好きだね。
彼、また優勝するんじゃないかなぁ。
こっちの「Fighting Club」も、
チャンピオン候補のひとつだと思うよ。
映画の『少林サッカー』みたいだよね!
ナンドさんのTシャツも、気になるけど‥‥。 |
── |
ほーう、そうですか!
ご自身の作ったTシャツとは
全然違う感じのデザインですけど‥‥。 |
ウスマン |
だから、好きなのかもしれないね。
僕はもともと「デザイナー」ではないので、
こういう「デザインらしい」Tシャツに、
ひかれるんだよね。 |
── |
「The Configurable T-shirt」って、
どこからアイディアの着想を得たんですか? |
ウスマン |
いままで建築の世界では、
建築家が内装を含めた「建物」をつくり、
そのなかに住む人がはいる、
というのが一般的な考えかただったけれど、
僕はその考えを
ひっくり返したいと思っているんだ。
建築家として、
ある程度のワクはつくるんだけれども、
住む人自身が
その空間を自由にデザインできるような、ね。
だから、このTシャツも、
そんな僕の考えかたに沿ったもの。
着る人によって、ぜんぜん違ってていいんだよ。 |
── |
なるほどー!
その「ワク」を、2枚の翼のように
デザインされたのは、なぜなんですか? |
ウスマン |
これは、壁にグラフィティアートを
描いてもらうようなイメージだね。
やりかた次第で、
立体的にも平面的にも、
デザインを見せることができると思うよ。 |

── |
好きなように塗りつぶす、という
このTシャツのコンセプトを
サイト上で試せるウェブギャラリーも
用意してくれていますよね! |
ウスマン |
うん。
この4日間で250人くらいの人が、
そのギャラリーで、デザインしてくれているんだ。 |
── |
へぇ、すごい! |
ウスマン |
すごくきれいな模様を描く人もいれば
政治的なメッセージを書く人もいて‥‥。
いろんな人が、いろんなデザインを残していくから
眺めていてほんとうに楽しいよ。
誰かが残したデザインの上に、
ほかの誰かが
別のデザインを描き加えることもできるしね。 |
── |
ひとつのデザインが、
どんどん更新されていくわけですね! |
ウスマン |
そうそう。
左側の壁に国の名前を書いて
右側の壁に国旗をデザインすれば‥‥。 |
── |
なるほど!
今回のT-1のテーマである
「あなたの国のTシャツ」も、
できてしまうというわけですか! |
ウスマン |
実際、左側に「JPN」という文字と
ボールを蹴っている人物のシルエットを描き、
右側の壁をゴールに見立てて、
ボールがゴールネットに突き刺さったら
日の丸になる、という
デザインをしてくれた人もいたよ。 |
── |
それは、すごいアイディア!
そういえば、ウスマンさんからも
お写真を送ってもらっていますね。 |
ウスマン |
ああ、あれはね‥‥ |

ウスマン |
いちばん左の、
ドットをランダムに塗りつぶしたのが、
僕のデザイン。
真ん中のTシャツをデザインしたのが、
僕の奥さん。
OPEN BUBBLEっていうのは、
僕の次のプロジェクトの名前だね。
いちばん右は、
自動車のデザイナーをやっている
奥さんの兄弟が、デザインしたものなんだ。
ちなみにいま、
母が4枚目を製作中だから
完成したら、また送るよ! |
── |
それは、楽しみ!
今日は、ありがとうございました! |
ウスマン |
いや、こちらこそ。
どうもありがとう! |

最後に、これはおみやげだよ、と
紅茶の詰め合わせをくださいました。
ウスマンさん、おいしくいただきました。
ありがとうございましたー!

ぜひみなさんも、
ウスマンさんのウェブギャラリーで
「The Configurable T-shirt」のデザインに
チャレンジしてみてくださいね!
2006/6/23 金曜日

ヘブライ語をもちいた
タイポグラフィーのデザインで、
みなさんからのメールでも人気の高い
「T(ypography)-shirt !」ですが、
イスラエルのオーデット・エーザさんのところにも
サンプルのTシャツが、届いたようですねー。
おちゃめな写真を、送ってくれましたよ。

後ろに見えるお顔は、オーデットさん?
いただいたメールには
For the “wear it” samples…
とのメッセージが添えてありましたが、
これは、着用イメージの参考に‥‥
ということでしょうか?
さて、オーデットさんからはもうひとつ、
ヘブライ語のタイポグラフィーを
自分でつくって遊べる作品も、頂きました。
(C)Design:Oded Ezer Flash Operation:Itamar Lerner
上のボタンをクリックすると、
その文字のタイポグラフィーが
画面につぎつぎ、表示されてゆきます。
さっそくやってみたのですが、
これがまた‥‥おもしろい!
自分がなんて書いているのか
てんでわかっちゃいないが、おもしろい!!
ヘブライ語の「4」って
こんなふうに書くんだーと、ためになる!!!
みなさんも、
いろいろ遊んでみてくださいね。
そしてオーデットさん、
楽しい作品を、
ありがとうございました!
2006/6/23 金曜日
« 前のページ — 次のページ »
|