| 読者の方々からいただいた、ファースト・インプレッションのメールを
 まとめてご紹介しましたが、いかがでしたか?
 みなさん、いろんな見かたで ・買いたい! と思うTシャツ・優勝する! と思うTシャツ
 を挙げてくださったので、読んでいて、ほんとにおもしろかった!
 そこで、こんなにおもしろいのなら、ぜひ、外国人のかたの意見も聞いてみたい!
 と思い立ち、急きょ、決めました。
 T-1海外特派員を、大募集いたします!
 お願いしたいのは、海外に
 外国人のご家族・ご友人・お知り合いが
 いらっしゃる、そこのあなた!
 あなた自身が、日本在住でも、海外在住でもかまいません。
 職場や学校、サークルなどなど、まわりに、気軽に取材に応じてくれそうな
 外国人のお知り合いがいらしたら、
 ・買いたい! と思うTシャツ・優勝する! と思うTシャツ
 を、取材のうえ、レポートしてほしいのです! T-1の英語版のページのアドレスやT-1のイメージムービーのアドレスを、
 外国人のお知り合いにメールして、
 どのTシャツを、どんな理由で選んだのか、
 教えてもらってほしいのです!
 そうです、あなたはT-1海外特派員です! 特派員というからには、もちろん、レポートするでしょう。
 かんたんな写真も、撮って頂きたいです。
 そして、あなたのレポートが
 みごとこのページに掲載されたあかつきには、
 T-1海外特派員の証である
 特製T-1ステッカーを、お送りさせて頂きます!
 でも、取材や撮影って、なにをどうしてよいか、わからない?
 いやいや、そんなに大げさなことでは、ないですよ。
 やりようによっては、メールのやりとりだけでも
 何人ものかたに、取材できてしまうはず。
 そこは、特派員であるあなたのウデ次第です!
 だから、まずは気軽に、以下のアドレスまで、立候補のメールをお寄せください。
 mail@t-1.cc
 取材して聞いてほしいことや撮ってほしい写真についてなど、
 詳細を記したメールを、ただちに返送いたします。
 世界中のみなさんからのご応募を、2006/6/14 水曜日お待ちしております!
 今回は、ぜんぶで3種類。どれもみんな、ステキなできばえ!
 ぜひぜひ、ダウンロードしてご自分のホームページやブログに
 貼ってみてくださいね。
 リンク先は www.t-1.cc でお願いします! ちなみに英語版はこちらのページからダウンロードできますよ。
 ●オフィシャルバナー
 第2回T-1ワールドカップのメインバナーが、こちらです。
  ●各デザイナーの応援バナー
 全24組の参加デザイナー、それぞれのバナーを作りました!
 あなたは、どのデザイナーを応援しますか?
 
| 大橋歩 | エリック・ シュピーカーマン
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| 秋山具義 | ハーマンズトラ |  
|  |  |  
| 青木淳 | カム・タン |  
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| 佐藤可士和 | 青木克憲 |  
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| キンガ | クライン ダイサム アーキテクツ
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| 箭内道彦 | ミミ・ソン |  
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| ナンド・コスタ | 深澤直人 |  
|  |  |  
| オーデット・エーザ | ファンクスタジオ |  
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| ポールデザイン | 祖父江慎 |  
|  |  |  
| サイラス・ヒッキー | ステファン・ サグマイスター
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| 佐藤卓 | トム・ヴィンセント |  
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| 井上嗣也 | ウスマン・ハック |  
|  |  |  ●フラッシュを使ったバナー 貼っておくだけで、第2回T-1ワールドカップの最新情報が
 自動的に更新されるバナーです。
 ご利用のさいには、以下の「設定方法」および「ご利用にあたってのご注意」をお読みください。
 設定方法1
 上に記したソースを、
 サイドメニューやエントリーなど
 あなたのホームページやブログの
 お好きなところに
 コピー&ペーストしてください。
 ただ、ブログサービスによっては、ご利用いただけないことがあります。
 あらかじめご了承ください。
 2ソースをペーストすると、
 その場所にバナーが表示されます。
 ●ご利用にあたってのご注意 ・このバナーを表示するには、Java Scriptを有効にしておいてください。
 また、最新のflashプレーヤーが
 インストールされている必要があります。
 ・なお、ブログサービスによっては、ご利用いただけない場合がございます。
 また、このバナーは、
 予告なく終了することがございます。
 この点、あらかじめご了承くださいね。
 ・当バナーの改造および改変、2006/6/14 水曜日再配布は、どうぞご遠慮ください。
 
 みなさん、こんにちは。 さてさて、今回は前回の外国人デザイナー編に引き続き、
 日本人デザイナーのTシャツのみどころを
 ちょこっとずつ、紹介していきましょう。
 日本を代表する、精鋭10人のTシャツ。 さっそく、一気に行きましょう!それでは、どうぞ!
  ●鯉のぼり2006 青木克憲Katsunori Aoki
 
 胸に「鯉のぼり」をかぶった(!?)男の子のイラスト、そして背中には、「Japan」の文字。
 これらをシルバーで箔押しした「鯉のぼり2006」。
 たとえば「富士山」のように、
 むかしから日本の象徴なんだけれど、
 現在にも通用するアイコンを追い求めた結果、
 「鯉のぼり」というモチーフにたどり着いた青木さん。
 イラストだけで、すでに「日本」なこのTシャツ、
 童謡の『こいのぼり』のように
 お父さん、お母さん、子供たちがならんで、
 家族みんなで着てほしい、とのことでした。
 ちなみに、この「Japan」の文字、かわいらしいですよね?
 これ、「アフロート」というオリジナルの書体なんですよ。
  ●stitched(ステッチド) 青木淳Jun Aoki
 
 建築の分野からT-1に参加してくれた青木淳さん。真っ白なボディに、左肩のあたりから背中にかけて
 糸を模したピンクのプリントをあしらいました。
 stitched(ステッチド)という名前のとおり、
 ピンクの糸のようなプリント部分は、
 ややインクを厚く盛って、まるで刺繍のよう。
 ほとんど真っ白なTシャツなので、
 その存在感が、いっそう際立ちますよね。
 「単なる白いTシャツにも見え、
 色つきの糸でヘタに縫い合わされたようにも見え、
 また生きた糸が勝手に
 Tシャツを縫ってしまったようにも見える、
 そんなTシャツです」とは、ご本人からのコメント。
 ●MounT. FUJI(マウンティー・フジ)
 秋山具義Gugi Akiyama
 
 日本にあるもので、日本人にはもちろんのこと、外国のかたからも愛されているものって、何だ!?
 考えに考え抜いた秋山さんが
 最終的にたどり着いた答えは、やはり「富士山」!
 このTシャツを着て、
 富士山を背景に写真を撮ってほしいし、
 富士山に登るときにも着てほしい。
 でもじつは、街で着るのがかっこいいはず!
 ちなみに、酔っぱらったり、怒ったりして
 顔が真っ赤になったときに着ていると
 富士山が噴火しているように見えます、
 との、たのしい着こなしアドバイスも!
  ●ライオン、跳ねている。(LION HA-NETEIRU.) 井上嗣也Tsuguya Inoue
 
 イラン絨緞の絵柄にあったライオンに触発され、着ていると、元気で楽しくなれそうな
 Tシャツにしようと決めた、井上さん。
 ヘビにおしりをかまれ、「跳ねて」いるライオン。
 コム デ ギャルソンの広告をはじめ、
 一連の代表作とは、またひと味ちがった、
 もうひとつの井上さんワールドが展開されています。
 なお、このTシャツに似合う音楽は?
 とお聞きしたところ、
 THE TOKENSの
 “THE LION SLEEPS TONIGHT”を挙げてくれました。
 つまり、「ライオンは、ねている」。
 そして、Tシャツの名前が「ライオン、はねている」‥‥。
  ●愛したい日本 大橋歩Ayumi Ohashi
 
 大橋さんがモチーフに選んだのは、日本の「波」と「太陽」、
 そして、背中の「富士山」。
 ボディの色は、サッカー日本代表の
 チームカラーでおなじみ、ジャパンブルーです。
 昨年のT-1にひきつづき、大橋さんならではの
 ほんわかとしたテイストのイラストで、
 今回も、幅広い層に支持されそうな
 Tシャツに仕上がりました。
 そして、その名前は「愛したい日本」。
 誇れる日本について、考えてほしいという
 大橋さんからのメッセージも、届いていますよ。
 ●JPNAA
 佐藤可士和Kashiwa Sato
 
 ほんのりとしたさくら色にマットなシルバーのプリントで、「JPNAA」。
 そして、背中を見てみると、
 こちらには「ANPJA」のバックプリント。
 もちろん、これらは「JAPAN」を表しています。
 可士和さんによると、ストレートに「JAPAN」と書いても
 なんだかバカげてておもしろい、と思ったそうなんですが、
 日本で着るには、ちょっとむずかしいかも!?
 かといって「JPN」もありきたりでつまらないので、
 「JAPAN」のアルファベットを組みかえて、
 「JPNAA」「ANPJA」のように記号化してみた、とのこと。
 なお、シルバー部分は、ラバーインクにアルミを混ぜたもので
 青木克憲さんの銀箔とはちがい、ちょっとざらざらした質感。
  ●104.5° 佐藤卓Taku Satoh
 
 昨年の第1回 T-1ワールドカップでは、右手の届く範囲にマーカーで色をつけたデザインと、
 左手の届く範囲でガムテープを貼りつけたデザイン、
 という、インパクトの強いTシャツで勝負してきた、卓さん。
 うってかわって今回は、
 さわやかなミントグリーンのボディに
 シンプルなロゴを載せたデザインで参戦してくれました。
 しかし、そのロゴは「104.5°」というナゾの数値。
 卓さんによると、地球上のすべてのものは、
 「何かがこの角度でなければ、存在できない」らしいんです。
 そして、タグには「an important angle for us」
 という意味ありげな言葉が、書かれています。
 さて、問題。この角度はいったい何の角度でしょう?
  ●sleeping fish 祖父江慎Shin Sobue
 
 びっしりと描き込まれた曲線で、プールの水もようを表現。そして、右胸の部分で静かにねむる、2匹の金魚。
 祖父江さんのTシャツには、
 今回も、随所にこだわりがつらぬかれています。
 ブルー、プンク、イエローの組み合わせで
 構成された金魚のプリントにも、
 それぞれの色がずれないよう、入念にチェック。
 「プールの水もようのイメージは、やや過剰なホックニー、
 そこにリアルなうろこを持ちながら、
 シルエットがややマティスな金魚」というのが
 「sleeping fish」制作の際、祖父江さんが抱いたイメージ。
 ここで、ホックニーとは、プールを描いた作品で有名なアーティスト、
 マティスは、「野獣派の王」と呼ばれた20世紀の芸術家のことです。
  ●バラ色 深澤直人Naoto Fukasawa
 
 日の丸を思わせるような白地×赤のカラーリングは、日本を象徴するイメージ。
 そして、衣類にプリントする花柄としての定番、
 といえば、バラの花。
 そのふたつのモチーフを、
 サッカーボールと組み合わせてできたのが、
 深澤さんのTシャツ、「バラ色」です。
 日本、バラ、サッカーボールという
 一見、まったく関係のないモチーフを使いながら
 今回のT-1ワールドカップためのTシャツに
 ふさわしいコンセプトを持った一枚に仕上げてしまうあたり
 さすが、世界でもトップクラスのプロダクトデザイナー!
 プリント工程で幾多の試行錯誤を繰り返し、ようやく完成した
 赤いバラの発色とグラデーションに、注目してください!
  ●オレココT(WHERE IS YOUR COUNTRY?) 箭内道彦Michihiko Yanai
 
 当初、胸に赤い文字で「JAPAN」、背中に「NIPPON」、そして袖に日の丸旗、という
 まったく別のデザインを予定していた箭内さんですが、
 「突然、コミュニケーションのきっかけに
 なれるようなTシャツが作りたくなった」と
 急きょ、「オレココT」にデザイン変更。
 このTシャツを着た人が
 「オレの国はココだぜ!」と指を差せば、
 まわりの人も「オレはココ!」と指差しかえす。
 このTシャツは、そんなコミュニケーションツールなのです。
 なお、世界地図のプリントには
 「光を蓄積し、暗闇で光る」という性質を持つ
 「蓄光インク」を使用しています。
 昼でも、夜でも楽しいTシャツ!
 
 以上、参加デザイナー全24組のTシャツを、そのエッセンスのみ抜きだして、
 ざざーっと紹介してきましたが、
 さすがに、一筋縄ではいかないものばかりでしょう?
 このTシャツ、こんなデザイナーが作った、こんな意味のTシャツなんだよ!! なんて
 ついつい、まわりの人に
 言いたくなってしまうんじゃないでしょうか。
 そして、これら24枚なかから、Tシャツの世界王者が、生まれるのです。
 みなさん、どのTシャツに投票しますか? たたかいは、まだまだ序盤戦です!
2006/6/13 火曜日 
				
			
				
			
		
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