T-1 WORLD CUP » 2006 » 6月




いろんな媒体で、T-1が紹介されています!

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第2回 T-1ワールドカップに関する記事が、
雑誌を中心に、いくつか掲載されています。

いま現在、入手可能な雑誌で、
T-1の記事を読むことができるのは、以下の3誌。

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※ 『BARFOUT!』は6/17(土)の発売です。

右から
EYESCREAM』7月号(発売中・p.93)
『Invitation』7月号(発売中・p.120-121)
BARFOUT!』7月号(6/17発売予定・p.147)

なかでも、『Invitation』7月号では
見開き2ページにわたって、
T-1を特集してくれています!

magazine_inside_web.jpg

各デザイナーの紹介文とともに、
24枚すべてのTシャツが並んだ誌面は、
まるで、Tシャツの世界大会の
選手入場のようすを、見ているよう。

これらの雑誌を書店やコンビニで見かけたら
ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね。

なお、5月30日付の日刊スポーツ22面、
紙面の3分の1くらいのスペースを割いて、
第2回 T-1ワールドカップの開催情報が
いちはやく、掲載されていました。

060530_web.jpg

グランドオープンの前だったんですが、
何枚かTシャツのデザインも出ていたんですよ。
気づいたかたは、いらっしゃいましたか?

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今後も、さまざまなメディアに
T-1の情報が掲載される予定です。

そのときにはまた、
随時、お知らせしていきますので
こちらもぜひ、お楽しみに!

2006/6/13 火曜日

各Tシャツの見どころを、お教えします! 外国人編

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みなさん、こんにちは。

今回のT-1 ワールドカップには、
24枚のTシャツがエントリーしていますが、
みなさん、ひととおりチェックし終わりましたか?

それぞれのTシャツには、名前がついていたり、
デザインに込められたメッセージがあったりするんです。

でも、各Tシャツの紹介ページは
ひとりひとり、けっこうボリュームがありますよね。
そこで、なにかとお忙しいみなさんのために、
各Tシャツのみどころを、ちょこっとずつ、
いいとこどりで、お教えしてしまいましょう!

まず、本日は
14組の外国人デザイナーのTシャツを
一気に解説してゆきます。

気になったTシャツに出会ったら、
そのアーティストのページをご覧になってくださいね。
より詳しいインフォメーションが、もりだくさんですよ!

それでは、さっそく、行きましょう!


●Peace from New York

Stefan Sagmeister(ステファン・サグマイスター)
アメリカ合衆国

stefan

この「NEW YORK CITY」の文字、
ちょっとヘンなかたちをしていますよね。
これ、じつは著名なフォトグラファーである
ボブ・グルーエンが撮影したジョン・レノンのポートレイトで
ジョンが着ているTシャツに描かれたロゴを、
そのまま切り抜いて、プリントしたものなんです。
そしてタグには、そのジョンのポートレイト写真が!


●Be Great

Kam Tang(カム・タン)
イギリス

kamtang
白地にあざやかな赤のイラストで印象的な
カム・タンさんの「Be Great」。
このインパクトのあるイラストは、
サッカーとは、どのようにプレイされるべきか、
そして、Tシャツとはどのように着られるべきなのか、
についての、カム・タンさんの考えが込められているとか。
明るく、元気に、ダイナミックに! ということなんでしょうか?
ちなみにTシャツ名である「Be Great」とは
GB(Great Britain=英国)をもじったジョークです。


●うさぎです。よろしく。

Tom Vincent(トム・ヴィンセント)
イギリス

tom
トムさんのイギリスの実家のとなりにある、
小さな谷を朝早く散歩してみると、
野原にうさぎがたくさん跳ねまわって遊んでいます。
数時間後、魔法のようにみんな消えてしまい、
一匹の牡羊が残ります。
そんなイギリスの田舎の風景を、
トムさんらしいイラストと色で表現した、かわいらしいTシャツ。
なお、こちらのページでは
そんなうさぎさんたちの冒険が、楽しめますよ。


●Tea-shirt

Klein Dytham architecture(クライン ダイサム アーキテクツ)
イギリス/イタリア

KDa
紅茶のティーカップに抹茶をたてる道具を組み合わせた、
その名も「Tea-shirt」(ティー・シャツ)!
日本に本拠地を置く外国人建設家ユニット・KDaならでは、
ヨーロッパと日本の文化を絶妙にブレンドしたTシャツです。
なお、「LET’S FOREIGN」のロゴ、および
背中にプリントされている「ガイジン上等!!!」も
「もっと自分がガイジンになれるとこへ行こうよ!」
という、KDaからのグローバルなメッセージ。


●Das Fussballfeld

Erik Spiekermann(エリック・シュピーカーマン)
ドイツ

spiekermann
Das Fussballfeldとは、ドイツ語で「サッカーフィールド」。
W杯のホスト国・ドイツで活躍するエリックさんは、
フィールドのイラストに、センターラインなどの名称や、
その寸法などをレイアウトしました。
ルールやメジャーといった要素をデザインすることで、
統率のとれたドイツのサッカーを表現しています。
同時に、ジャンプしたり、シュートしたり、ゴールに騒いだり‥‥
そんな、ダイナミックなイメージとはまた別の、
すべてのスポーツにはルールと寸法とシステムがあるんだ、
というメッセージもかくされているのです。


●Blue baby

Hamansutra(ハーマンズトラ)
ドイツ/イラン

hamanstra
今回の参加者のなかで唯一のファッションデザイナーである
ハーマンズトラさんの「Blue baby」。
クラッシュドダミー(自動車の衝突実験に使われる人形)の
赤ちゃんを、全面にプリントしています。
デザイン処理は、さすがにファッショナブルなんですが、
この絵には「この世界に生まれてくる新生児」という、
現代世界のぼくらにとって、ちょっと
考えさせられるメッセージが、込められているんです。


●Chopin funclub !

Kinga(キンガ)
ポーランド

kinga
母国・ポーランドの有名作曲家、
フレデリック・ショパンへのリスペクトを
明るくハッピーなイラストであらわしたキンガさん。
ショパンの音楽は、
つねにポーランドの民衆芸術と密接していました。
そして、このTシャツには
グローバリズムが進み、だんだん国家の特徴が失われるいま、
そんなショパンのようなお手本が、これまで以上に必要なんだ!
というキンガさんの思いが込められています。
ポーランドへ旅するときには、ぜひ着てきて欲しいとのこと。


●T(ypography)-shirt !

Oded Ezer(オーデッド・エーザ)
イスラエル

oded
本国のイスラエルではかなりの有名人だという、
タイポグラフィーのアーティストであるオーデッドさん。
一見すると、絵のような、模様のようなデザインですが、
これ、じつは「文字」。ヘブライ語で
「タイポグラフィー」と、書かれているそうなんです。
文字だけを使って
エキサイティングなTシャツをデザインしたかった、
という言葉どおり、インパクトにあふれた一枚ですね。


●Intersteller Greeting Card

Silas Hickey(サイラス・ヒッキー)
オーストラリア

silas
日本語に訳すと「星と星の間のあいさつ状」と
名付けられたサイラスさんのTシャツは、
1970年代に打ち上げられた、
宇宙探査機パイオニア10号と11号に取り付けられた
プラーク(記念銘板)が、デザインのモチーフ。
人間の男女と太陽系の星の位置を描いたプラークの真ん中に、
「HAPPY ENDING」という言葉をレイアウトしています。
オーストラリアには多様な民族が暮らしているので
僕は地球の代表でもあるとも言えるかもね、という
ご自身の言葉をヴィジュアル化したデザインとも言えそうです。


●Ventriloquist of Eleven

Nando Costa(ナンド・コスタ)
ブラジル

nando
一見すると、ちょっとわからないのですが、
ナンドさんのTシャツも、テーマは「サッカー」。
「Ventriloquist」とは、腹話術師のこと。
つまり、「Ventriloquist of Eleven」は、
サッカーチームを操作する監督の役割を
ボディの上に表現したTシャツなのです。
チームの監督を腹話術師に置き換えて、
その「支配力」をイメージに置き換えてみた、
というコンセプトです。


●Fighting Club

Poledesign(ポールデザイン)
中国

poledesign
競争が激しく、みんな慌ただしい毎日を送る上海は
まるでサッカーコートのなかにいるようだ、
と話す、ポールデザインのチ・チェンさん。
日々、競争相手、もしくは自分自身と
闘わなければいけないような上海の社会を
イメージしたのが「Fighting Club」です。
漢字や雲のふち取り部分は、インクを厚盛りにしていて、
見た目も手ざわりも、立体的なTシャツです。


●Ma Eum

Mimi Son(ミミ・ソン)
韓国

mini
植物のイラストのなかに、ハングル文字で配置された
「Ma Eum(マウム)」とは、韓国語で「心」という意味。
ミミさんは、その言葉を、
花が咲いているイメージとして捉えました。
このやさしげなTシャツをとおして、
多くの人びととコミュニケーションを取ってみたい、
というのが、T-1ワールドカップ事務局に寄せられた、
ミミさんからのメッセージです。


●Kickheads

Phunk studio(ファンクスタジオ)
シンガポール

phunk
ファンクスタジオの4人が子供のころのこと。
空き地には、「サッカー禁止」の看板がありました。
でも彼らは、そこで毎日ボールを蹴っていたそうです。
人種や財産、年齢や身分に関係なく、
誰でもプレイできるのがサッカーだ!
そんな思いを、たくさんの人がボールを蹴っている
イメージに落とし込んだのが、この「Kickheads」。
ちなみにTシャツの後ろ側は、
表のデザインが白黒反転しています。


●The Configurable T-shirt

Usman Haque(ウスマン・ハック)
PLANET EARTH

usuman
発泡性のインクでプリントした、六角形のピクセル。
このピクセルのひとつひとつを黒いペンでぬれば、
自分の好きなデザインに塗りわけることができる、というしかけ。
だから、Tシャツの名前に、「設定可能な」を意味する
「Configurable」という言葉が、ついているんです。
また、ウスマンさんは、このしかけを
ウェブ上で試せるようなサイトを作ってくれました。
みなさんぜひ、お好きなデザインを、
いろいろと試してみてくださいね!

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いかがでしたか?

このTシャツって、こんな意味があるんだー、
なんてことを知ってから改めて見返すと、
なんだか、また別の魅力を感じますよね!

こんな調子で、
明日は10名の日本代表デザイナーの
Tシャツをご紹介してゆきます。

それでは、お楽しみに!

2006/6/12 月曜日

デザイナーからのPRを掲載していきます!

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今回の第2回 T-1ワールドカップでは、
参加デザイナーに
「Tシャツ」と「タグ」のデザイン以外にも
もうひとつ、「よかったらぜひ、お願いします!」と、
依頼をしていたことがあります。

それは、
「あなたのTシャツをPRする素材を
何でもいいから、送ってください!」
という、なんとまぁ、ざっくりとしたお願い。

もちろん、
WEB上で公開できるものに限られてしまうのですが
じつはこのPR素材、
そんなお願いのしかただったにもかかわらず、
すでに何人かのデザイナーが、お送りくださっているのです。

そして、そんなお願いのしかただったからなのか、
けっこうバラエティーに富んだ素材が、到着しつつあります。

Tシャツのデザインをモチーフにした写真、
flashを使った動画、そしてWEB上で遊べる機能‥‥などなど、
そのPR方法も、デザイナーによって、さまざま。

開催期間の約1ヶ月のなかで、
こちらの内容も、随時紹介していきますので
Tシャツのデザインをじっくりと眺めながら、
デザイナーから届いたお楽しみPR素材も、
どうぞ、ご覧になってくださいね。

それから、
Tシャツの第1号サンプルも、できた順番に
デザイナーのもとへお届けしています。
ですので、
Tシャツを着用したデザイナー本人の写真や
かんたんなインタビューなども、
いくつか公開できそうな予定です。
こちらもぜひぜひ、お見逃しなく。

そして最後に、この場を借りて、業務連絡。
こちらのページを見ているデザイナーのみなさーん!
PR素材や着用写真、引き続きお待ちしておりまーす!

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