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箭内道彦さんの「オレココT」制作秘話!

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みなさんからのファースト・インプレッションでも
支持率の高い、箭内道彦さんの「オレココT」

今回は、この人気Tシャツができ上がるまでの
ちょっとしたエピソードを、お届けいたしましょう。

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初のT-1参加となる箭内さん。
他の多くのデザイナーさんと同じく
ご自身の会社「風とロック」でも
オリジナルのTシャツを作っておられます。

今回のT-1ワールドカップに参戦するにあたり、
当初は、それらのオリジナルTシャツとも、
現在のT-1のTシャツ「オレココT」とも、
まったくちがうデザインをしておられました。

赤で胸に「JAPAN」、背中に「NIPPON」、
そして袖には、日の丸の旗。
すべての国際大会で日本を応援できるTシャツ。

当初、T-1ワールドカップ事務局には、
こんな感じのデザインが、届いていたのです。

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いやー、かっこいいですね、箭内さん!
おっしゃるとおり、サッカーや野球の国際大会で
日本の応援団が、みんなこのTシャツを着ていたら
ほんとうに壮観でしょうねー!!

‥‥ところが、
デザインのデータをいただいて、数日たったある日。
事務所のかたから、こんなメールが‥‥。

mail
Tシャツ新案‥‥。

お世話になっております。
箭内からTシャツのデザインの
新案についての、ご相談です。
休暇中にきっと家でテレビを見ていて
思いついてしまったんだと思います。。。

ちょうど左胸の位置に日本があり、
ワールドカップなど
世界中の方があつまる試合の観戦に行った日本人が、
オレここ、と親指で指せると。

で、そこで出会ったいろんな国の人達が、
それぞれ、オレここ、オレこっち、という仕掛け
(というほででもありませんが)になっております。

大変恐縮ですが、
なにとぞご検討いただけませんでしょうか??

よろしくお願いいたします。
mail

い、いえいえ、
そこまで恐縮なさらなくても!
まだ、だ、大丈夫です!

ぎ、ぎ、ぎりぎりですが、
ま、間に合います!
間に合わせます!!

‥‥ということで、急きょ、Tシャツは、
現在のデザインへと変更となったのでした。

その後、サンプルをつくる過程で
インクを蓄光インク
(日光や電気の光を蓄積して暗闇で光るインク)に
するアイディアなども飛び出し、
こうして、箭内さんのTシャツは
最終的に、現在のデザインとなり、
人気の「オレココT」が生まれた、というわけなのです。

それからまた、数日後。
事務局スタッフは、Tシャツのサンプルを手に
箭内さんのオフィスを訪問しました。

プリントの仕上がりから
蓄光インクの光りぐあいまでチェックした
箭内さんから、ひと言。

「紫のインクもきれいにでてるし、
ちゃんと光るねー、おもしろい!」

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胸の位置にある日本を「オレココ」と指さす箭内さん。

Question&Answer でも、
「とつぜん、コミュニケーションの
きっかけになれるようなTシャツが作りたくなった」

と、答えておられましたが、
きっと、いつも「コミュニケーション」について
考えておられるのではないかなーと、
箭内さんの丁寧でやさしいお話ぶりから感じられました。

国際交流の
きっかけになるようなTシャツ、「オレココT」。

ぜひぜひ、みなさん、チェックしてみてくださいね!

2006/6/19 月曜日

NYのステファンさんから、写真が到着!

現在、Tシャツの最終サンプルを
各デザイナーにお届けする作業で
おおわらわの、T-1ワールドカップ事務局。

そんななか、さっそく
グラミー賞受賞デザイナー、
NYのステファン・サグマイスターさんから
「届きましたよ!」というメールが、
コメント付きのお写真とともに、到着しました!

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「Tシャツ、美しい仕上がりで、
ハッピーです。ありがとう!」

さすがに
ご自分でデザインしたTシャツだけあって
ものすごく、似合っていますねー!

ジョン・レノンのポートレイト写真から
切り抜いてデザインした胸のロゴも、
実際に着ると、こんな感じに見えるのか。
うーん、しみじみ、かっこいい!

そういえば、先日、
「ライオン、跳ねている」の
サンプルをお届けしようと、
井上嗣也さんにお会いしたときにも、
サグマイスター、冴えてるなぁ!」
と、しきりにおっしゃっていましたし、
今回の参加デザイナーの一覧を見た
「Be Great」のカム・タンさんからも、
「すごい人たちばかり‥‥特にサグマイスター!」
という内容のメールが、来ていました。

それにしても、
今回の参加デザイナーのみなさん、
自分以外のデザイナーが作ったTシャツについて、
どんな感想をお持ちなんでしょうね?

今後、デザイナーのみなさんに
ことあるごとに聞いてみますので、
教えてもらったら、
のちほど、みなさんにもおしらせします!

さてさて、これからも
各デザイナーから寄せられた写真や動画を
随時、お届けしていきますね!

お楽しみに!

2006/6/15 木曜日

KDaのおふたりを、訪問してきました!

24組のデザイナーが参加した
今回のT-1ワールドカップでは、
本国のみならず、世界中でプロジェクトを手がける
デザイナーがたくさんいます。

今回、ご紹介する
クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)もそう。
日本に本拠地を置きながら
世界中のプロジェクトを手がける
イギリス出身のマーク・ダイサムさんと
イタリア出身のアストリッド・クラインさんは、
Tシャツにプリントされた
“Let’s Foreign!” のメッセージどおり、
KDa
おふたりとも海外出張のつづきの
お忙しい日々を送っておられます。

ところが!

2006年6月某日、
そんな多忙をきわめるKDaのおふたりが
そろって東京にいらっしゃる!
‥‥という情報を聞きつけた
われわれT-1ワールドカップ事務局は、
急きょ、オフィスを訪問してきました!

さっそく、
サンプルのTシャツを見て頂いたところ、
マークさんからこんな感想が。
「ちょっと、プリント小さいんじゃない?」
一方のアストリッドさんは、
「そう? わたしはかわいいとおもうけど?」

おふたりは、いつもこうして
おたがいの意見を交わしながら、
仲良くお仕事をされているのです。

その雰囲気が、あまりにステキだったので
写真を1枚、撮らせて頂けますか?
とお願いしてみたら、「もちろん!!」と
こころよく、応じてくださいました。

kda_photo.jpg

マークさんとアストリッドさん、
おふたりのすてきな笑顔に似合う “Tea-shirt!”

気になった方は、こちらのページから
ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね!

2006/6/15 木曜日 « 前のページ