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大きな反響をもたらした
第1回T-1ワールドカップから6週間あまり。
9人の参加クリエイターによる
16日間の戦いを彩った18枚のTシャツは、
現在、ご購入頂いたみなさんへの
発送準備の最終段階を迎えています。
あとすこし、あとすこしだけ
首を長くしてお待ちください!
そんななか、アップルストア銀座にて
T-1の仕掛人・糸井重里が、
記念すべき初代チャンピオンに輝いた
トム・ヴィンセントさんをお招きし、
スペシャル・トーク・ライブを開催しました。
その生い立ちからトムさんの現在のお仕事紹介、
そして気になる今後の展望まで、
糸井重里が人間「トム・ヴィンセント」に肉薄。
デザイン談義からウェブ論にまで及んだ
貴重なイベントの様子を、
当日の写真とともにお伝えしましょう。

今回の会場もコチラ、
アップルストア銀座。
いつ行っても、店内は
大勢のお客さんで大にぎわい。


トーク・ライブが行われた
3階のシアターには、
18枚のTシャツをズラリと展示。
まさに壮観、の図。

そして舞台のわきには
今回グランプリを獲得した
トムさんによるTシャツが。
なみいる強豪を押さえ
激戦を制したその姿からは
王者の風格がただよいます。

白熱すること必至! の
トーク・ライブを目前にひかえ
ブルペンで肩ならしをする
登板前のエースのごとく
開場前の客席で
スタッフと語らう糸井重里。

かたや、糸井のくり出す
直球、豪球、クセ球の数々を
しっかり受け止めるべく、トムさんも
イベント本番で流す映像について
技術スタッフと綿密な打ち合わせ。

オープン前から
並んで待ってくださっていたみなさん、
お待たせしました!
糸井重里×トム・ヴィンセントによる
スペシャル・トーク・ライブ、
ただいまより開演します!

トークがスタートするやいなや、
おもむろにトムさんという人が
「どうつくられてきたか」について
質問を始める糸井重里。
糸井 |
今回、唯一イギリス人として参加されて、
大変なことも、逆にやりやすい部分もあったろうし‥‥。
そこで、まずはトム・ヴィンセントという人間が
今までどうやって生きてきたか、
その部分をまずは聞いてみたいな、と。 |
トム |
19歳くらいまでイギリスにいて
舞台デザインを学んでいたんですが、
芝居の脚本を学ぶために
アメリカの大学に行きました。
日本へ来たのは、一番最初は旅行。
お寺に泊まって、朝五時に起きて座禅を組み
夜はお坊さんとビールを飲んで(笑)‥‥。
そこで日本って面白いかも、って思って
結局いまも、ここにいる。
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ロンドンの美大生時代、
ファッションやアート、音楽など
若き日のトムさんが影響を受けた
カルチャーのお話から
その後の渡米の動機、そして
日本に住むことになったきっかけ‥‥。
前半は、青春時代の思い出や
当時のエピソードを交えながら
トムさんの半生を振り返りました。


そしてお話の流れは、
「現在のトムさんのお仕事」へ。
会場では、今回の
T-1にも参加してくださった
佐藤卓さんの事務所のサイトをはじめ
過去にトムさんの手がけた
国内外のウェブサイトが
ご自身による解説つきで紹介されました。
トム |
‥‥佐藤卓さんの「デザインの解剖」
というシリーズがあって、
卓さんのサイトでは、それをもとに
明治乳業の「おいしい牛乳」の
デザインの解剖・インタラクティブ版
をつくりました。
パッケージがこうして
ブワーっと壊れちゃうという……。 |
糸井 |
扱っている商品そのものは
誰でも買える「牛乳」なんだけど
そこに佐藤卓という人が
いろんな思いや考えを込めていて、
それを「解剖」したものを
トムがここに表現しているんですね。 |
佐藤卓デザイン事務所ホームページ


これらのほか、
イギリス人建築チームである
「クライン ダイサム アーキテクツ」のサイト、
毎日更新されるという、デザインに関する
オンラインマガジン「Pingmag」などのお仕事も紹介。
これらのお仕事を拝見すると
「わざとアマチュアなところ」
を狙ったサイト、あるいは逆に
プロの技量を見せつけるサイトと、
その振り幅の広い
クリエイションに驚かされます。
これらもサイトも、必見です。
第一線のウェブデザイナーによる、
第一級の素材を用いた講義。
イベントの中盤から後半にかけては
あたかも最先端ウェブデザインの
ワークショップ、
とでもいったような雰囲気でした。

そして、イベントの終盤には
「Tシャツを買ってくれたみなさん、
会場に集まってくれたみなさんへのお礼」として
トムさんが、今回のイベントのために
つくってきてくれた動画が上映されました。
T-1でトムさんがつくったTシャツの
キャラクターがかわいらしく動く、
ほのぼのとした作品に
会場の雰囲気もほっこりと和みました。
また、最後にトムさんから
今後の展望として、世界中の
読み書きのできない人たちのために
NPOを設立したい、との
お知らせもありました。
トム |
絵本をつくって、その売り上げを
読み書きのできない人たちの
支援に充てようという
「READING WORLD」というNPOを
つくろうとしています。
たぶん、来年には
絵本が出版されるんじゃないかな。
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こうして
2時間におよぶトーク・ライブは
大盛況のうちに終了!
刺激的なお話を、たっぷりと
聞かせてくれたおふたり、
ほんとうにお疲れさまでした!


なお、イベント終了後には、
展示された18枚のTシャツを
会場のみなさんに、あらためて
じっくりたっぷり見ていただきました。

今回のイベントに
ご来場くださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました!
そして、
アップルストア銀座での
「T-1ワールドカップ」イベントは
まだまだ終わりではありません!
次回は12月17日(土)、
第3弾イベントを開催します!
詳細は近日、明らかに!
さらに、この日のトークライブの模様は
Podcastingにて近日中に配信予定です。
こちらもどうぞ、おたのしみに!
2005-12-02 |

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