
トムさんのお祝いの会に、取材に来られた
「ブレーン」「宣伝会議」の編集長のおふたりに
今回のT-1について、うかがいました。
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月刊「ブレーン」編集長・篠崎日向子さん |
「個性豊かなTシャツばかりだったので、
どれも欲しくて困りました。
ただ投票するだけじゃなくて、選んで買う、
ということが、このT-1の
いちばんのポイントだったと思います。
Tシャツを買うときって、
ほかにはない、
自分だけがどうしてもピンと来るものを
さがしたいと思ったりします。
ほかの商品とは気持ちの入り方がちがううえに、
あのすごい18枚が並ぶなかで
自分がほんとうにお金を出すものを決めるのは、
至難の業です。
そういう点において、この闘いには、
ふだんのコンテストとはちがう意味あいが
隠されていたんじゃないかなと感じました」
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「宣伝会議」編集長・田中里沙さん |
「参加するみなさんが、悩みに悩んだようすが
更新される記事やひとつひとつのTシャツに出ていて、
すごい!と感じました。
アート展などでは、
名前さえ入れば評価されることもありますから、
“出しときゃいいか”というような傾向が
ときには、あったりします。
でも今回は、Tシャツが実際に買われるわけですから、
デザインされたみなさんの意識が
そうとうちがったんじゃないかなと思います。
カスタマーとクリエーションが
こんなふうにつながるんだ、ということを含めて
このT-1が、いま
世の中に投げかけているものって、
すごく深いと思います。
いいものって何だろうとか、
私たちが本当に欲しいものって何だろうとか、
そういうことをすごく感じさせてくれる
すばらしい機会でした」
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