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このデザインが、どんな発想で生まれたかを教えてください。
(「いつ」「どこで」「どんな風に」‥‥どんなことでも) |
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ミシンの売場に行きました。ミシンの使い方を教わりました。
ほほう、そんなふうに縫えるのか、と感心しました。
この技術をもってすれば、Tシャツならすぐにつくることができるのではないだろうか、
と思いました。しかし、まだまっすぐ縫うことはできない。
いらない部分の糸をまだうまく切ることができない。
でも、それでも、いや「できそこない」のTシャツもまたいいではないか、と。
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あなたのデザインしたTシャツには、どんな場所・状況が似合うと思いますか?
(具体的な地名や街の名前、通り、広場、お店などがある場合は、ぜひ、それもあわせて教えてください) |
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それは、もちろん、いまの日本。
どの野菜も整形されています。
その形は不自然ですが、だからと言って、
自然に育った、虫食いだらけの、ひんまがったキュウリは欲しくない。
フゾロイに憧れた、人工的な野菜がおいしそう。
町もまた同じ。
そんな今の日本の(潜在的な)クウキにあっているのではないか、と確信しております。
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できあがったTシャツのデザインは、最初にイメージしていたものと同じですか、
それとも完成までに変化してきましたか?できあがりまでのプロセスを、お聞かせください。 |
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着たときにどう見えるか。ステッチがちょっとほつれて、
糸が思いがけず花なり動物のかたちになっている瞬間。
そのヘンテコな、でもワザとらしくないバランスを、実際にTシャツを着てもらって、
立体的にスタディしたのでした。
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今回のTシャツをデザインすることは、これまでの仕事(や活動)と比べて、
なにか違うところがありましたか? |
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違いますね。建築の設計と違って、原寸大で試せるのですから。
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あなたのデザインしたTシャツに名前をつけてください。
(名前はそのまま作品名になります。) |
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ステッチド(stitched)
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あなたのデザインしたTシャツに興味をもって、
このページを見ているみなさんにメッセージをお願いします。
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見えているモノそのものが、そのモノの実体ではなく、こういうふうに見える、
あ、こういうふうにも見える、と、見えの行き来が起きている状態が、モノの実体なのです。
単なる白いTシャツにも見え、色つきの糸でヘタに縫い合わされたようにも見え、
また生きた糸が勝手にTシャツを縫ってしまったようにも見える、そんなTシャツです。 |